お問い合わせ(2KB)

ここでは皆様から良く寄せられるご質問について、お答えしてまいります。
このコーナで取り上げてほしいご質問がありましたら、お問合せのページにご記入の上お送り下さい。

  Q1 : タンタルって何ですか?
  Q2 : (逆実装1)タンタルキャパシタを逆実装するとどうなりますか?
  Q3 : (逆実装2)逆実装した場合の故障率を教えて下さい。
  Q4 : (逆実装3)逆実装の不具合発生事例について教えて下さい。
  Q5 : タンタルキャパシタの寿命は何年くらいですか?
  Q6 : タンタルキャパシタの保管方法を教えて下さい。
  Q7 : タンタルキャパシタはどのように梱包されていますか?
  Q8 : ディップタンタルキャパシタはまだ作りますか?


Q(1Kbyte) Q1 : タンタルって何ですか?
A(1Kbyte) A1 : タンタルキャパシタは、キャパシタの誘電体にタンタル金属を 使用した電解キャパシタです。
タンタルは灰黒色の希少鉱物で、金属表面にタンタルで酸化被膜を形成し、誘電体とすることにより同一静電容量でもっとも小さなキャパシタを作成できるという特長を持っています。
*タンタル(Tantalum 原子記号:Ta,原子番号:73)
 主要鉱物はタンタル石。
 鉱石産出国は、オーストラリア(7〜8割),中国,カナダなど。
 精製国は、ドイツ,アメリカ,中国など。
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Q(1Kbyte) Q2 : (逆実装1)タンタルキャパシタを逆実装するとどうなりますか?
A(1Kbyte) A2 : タンタル金属は整流特性を持つため、極性と逆に電圧が印加されるとキャパシタに大きな電流が流れます。
正しい極性なら数μA程度の電流が、逆実装すると0.1〜10A以上流れます。
その結果、大電流によるストレスでタンタルキャパシタの誘電体被膜が破れて短絡したり、電流による熱ストレスで発煙・発火したりする場合があります。
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Q(1Kbyte) Q3 : (逆実装2)逆実装した場合の故障率を教えて下さい
A(1Kbyte) A3 : 逆実装し、逆電圧が印加された状態では、通常の故障率の推定ができません。
なぜなら、逆電圧を印加されたタンタルキャパシタが故障に至る要因が複雑でかつ多くあるため、経験式を作成することができないからです。
もし、どうしても推定しなければならない場合は、キャパシタの周辺回路や環境状況をできるだけ調べて予測するしかありませんが、それでも正確に推定するのはほとんど不可能です。
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Q(1Kbyte) Q4 : (逆実装3)逆実装の不具合発生事例について教えて下さい
A(1Kbyte) A4 :
・ 高電圧回路や漏れ電流の規格が厳しい回路では、セットのエージング時点で発見される場合が多いようです。
・ 短時間のセット動作やエージング試験では不具合が発見されず、セットが市場に出荷された後に発見されることもあります。

このように、逆実装による不具合は、発見しにくく不具合の推定も難しいため、実装時に十分なご確認をお願いいたします。また、逆実装した製品についての性能については一切保証いたしかねますので、速やかに交換されるようお願いいたします。
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Q(1Kbyte) Q5 : タンタルキャパシタの寿命は何年くらいですか
A(1Kbyte) A5 : タンタルキャパシタには寿命の定義はありません。
タンタルキャパシタは電解液を用いていないため、経年変化による性能の変化は非常に小さく、寿命を定義することができないからです。
したがってタンタルキャパシタでは、故障モードは偶発故障のモードとなり、故障率の推定が信頼性の目安になります。

なお、アルミ電解キャパシタは、電解液を缶に封止している構造のため、電圧印加による電解液の蒸発を避けられません。アルミ電解キャパシタの寿命は、電解液が蒸発し静電容量ないし、tanδが規格値を割った段階に達するまでの時間と定義されます。
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Q(1Kbyte) Q6 : タンタルキャパシタの保管方法を教えてください。
A(1Kbyte) A6 : お客様が保管する場合の注意事項は下記のとおりです。
@保管する場合の注意  
・梱包した状態で保管してください。  
・直射日光や塵、酸性のミストにさらされない様にしてください。  
・振動のある場所での保管は避けてください。
A推奨する保管条件  
@の注意に加えて以下の条件を推奨します。
・常温(−5℃〜+40℃)、常湿(40〜60%RH)にし、結露しない環境。なお、テーピング品の場合の推奨保管温度は+5℃〜40℃。
B保管期限について
弊社推奨条件での保管に関しては、保管期限の設定は特にしていません。テーピング品の場合は、テープが変形する恐れがあるため1年以内としています。
なお、弊社にて5年以上の長期保管後出荷する場合は、はんだ付け性等の再検査を実施する自主管理基準を設けています。これまでのところ再検査で以下の弊社はんだ付け規格を外れたものはございません。5年以内の在庫品につきましては、特に信頼性上も問題は無いと判断しております。
<弊社はんだ付け性試験条件>
フラックス(ロジンのメタノール溶液;重量比で約25%)に常温で5〜10秒間浸し、以下のはんだ浴に浸せきする。
その後清浄な有機溶剤で洗浄し目視で確認する。
  はんだ温度 :230±5℃
  浸せき時間 :3±0.5秒
<弊社はんだ付け性試験規格>  
浸漬された端子表面の90%以上が新しいはんだで覆われていること。
  また、市場においても長期保管によりはんだ付け性が問題となった事例は、現在までございません。
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Q(1Kbyte) Q7 : タンタルキャパシタはどのように梱包されていますか?
A(1Kbyte) A7 :  通常、エンボステープにテーピングし、リールに巻いて出荷します。少数の場合は、ビニール袋に入れて出荷します。
その際、リールまたは袋に以下の内容を記載したラベルを添付しております。
  • 型番
  • 数量
  • ロット番号
  • 生産国(欄外に記載)
例を下図に示します。
  リール写真(5Kbytes) ラベル例
ラベルサンプル(4Kbytes)
 

なお、弊社特約店にて発送する際に個数をまとめる場合は、特約店独自の表示を行う場合がございます。
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Q(1Kbyte) Q8 : ディップタンタルキャパシタはまだ作りますか?
A(1Kbyte) A8 : 集約方向にあり、基本的に新規商談には対応しておりません。
 弊社ディップタンタルキャパシタは、DN、D/HRシリーズを除いて既に廃品種化しております。

 残ったDNおよびD/HRシリーズにつきましても、時期は未定ですが集約方向にあり、基本的に新規商談には対応しておりません。具体的には各販売店にお問い合わせください。
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