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日進月歩で技術革新が進む、IT機器や情報家電などの電子機器。
特に、携帯機器などは内部部品のデジタル化や製品の軽量化、
薄型化、高機能化に伴い、電磁ノイズ対策が難しく、これを短期間で行うことが製品
開発の決め手になっていました。通常、ノイズ対策は、シールド、フィルターの挿入、
グランドの強化という方法がとられていますが、高周波領域については、これで
完璧にノイズが取り除けるとは言い切れません。
たとえば、シールドはEMI対策として効果的ですが、隙間があるとノイズが再放射
します。完全に囲むと熱がこもったり、不要輻射波がシールド面で反射され、誤動
作を引き起こす危険性があります。フィルターの挿入は回路の動作速度が上がり、
信号の周波数が高くなることで、ノイズ周波数帯と分離することが困難になって
しまいます。無理に信号をフィルタリングすると波形が鈍くなり、誤動作の原因に
なります。グランドは広帯域にわたり低インピーダンスであることが必要で、電位差
が生じないことが望まれます。しかし、信号の周波数が高いため波長は数cmになり、
グランド自体が分布定数線路として働き、場所によって電位差をもつようになり、
そこがノイズの放射源となります。 |
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このような電磁ノイズ対策で共通で言えるのは、高周波領域で
回路の引き回しそのものがアンテナになって、そこがノイズの
放射源になってしまうという点です。これを解決しようとすると、回路の設計変更
をしなくてはならず、そのためのタイムロスで開発期間が大幅に遅れるという
リスクがあります。
このような高周波ノイズ対策の切り札として開発されたのが、ノイズ抑制シート、
バスタレイドです。バスタレイドは特殊な磁性材料をシート状に加工したもので、
電子機器から発生する高周波ノイズを効果的に抑制します。しかも、ノイズ発生源
やノイズ伝送路にただ貼り付けるだけで、10MHzから5GHzまでの帯域のノイズ
を抑制できるという、優れた能力をもっているのです。通常できるノイズ対策を
すべて試みてみたが、どうしてもノイズが除去できない、という場合でも、この
バスタレイドなら貼り付けるだけで、設計変更の手間なしに、短期間で有害なノイズ
を抑制できます。NECトーキンの独自の素材技術から誕生した、この魔法の貼り
薬、バスタレイドは、すでに身の回りの電子機器の中で、数多く活躍しています。
《特長》
● 準マイクロ波に対応し、高速クロックに対応(10MHz〜5GHz)
● 薄くて割れにくいので、携帯機器へ柔軟に対応
● 空間配置にて対応でき、対策工数、時間を削減
● 加工自由度大で、さまざまなアプリケーションに対応
● 電気抵抗(104Ω〜108Ω)が高く、吸収体として機能
● インピーダンス付与により高周波電流を制御し、不要な電磁界共振を抑制
● 磁性材料がもっている磁性損失によりシート内に進入した電磁波を抑制 |
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